負けたのに
いい試合
というのはない




「負けてもいいから思い切りやってこい」

いま思えば
なんでそんなこと言うてたんかなぁ。
はじめからあきらめてるし。

女子監督3年目。
たしかにはじめは負けても仕方ないと思っていた。

でもそれはワシの間違い。
そのワシの甘さが
いまの結果にあらわれていると思う。

限られた練習時間のなかで
うちの選手たちは本当にベストを尽くしてきたのだろうか。
彼女たちの道場での練習は真のアスリートの姿と言えるのだろうか。

これ以上は無理と言える選手は
何人いるのか。

これまでワシは
彼女たちにそこまで追求してこなかった。
4位でも仕方ないよ…。
3位でもよく頑張ったな…。
そう言ってきた。

でも今回は
2位がとてつもなく悔しかった。
県内なんか眼中にないと言わんばかりの余裕で
粛々と勝たせてしまったこの現実を
悔しいと感じなかったら
そのときは指導者をやめるときだと思う。

今年のメンバーに聞きたい。
なぜ高田を選んだのか。
来年受験する高田候補生に聞きたい。
なぜ高田を選んだのか。


ワシはこの考査期間を使い
しっかりアタマを整理して
今年度の後半戦に備えたいと思う。

もう一度振り返ってみよう。
我々の志は何だったのかを。







逃げ道をつくりたくない。
負けて次は何するとか
そういうのは考えていません。
逃げ道をつくっとったら
途中で「やっぱり勝たれへん」
「負けてもええわ」となってしまう。
よく「胸を借りる」とか言うでしょう。
それも「負けてもええわ」ということに
なるんですわ。





そういえば
ワシも何度か「胸を借りる」って
言ったことがあったなぁ。
ホンマは勝ちたいくせに。

でも辰吉が言ってる通り
そんな言葉を吐いた勝負で
勝てた試合は一度も、なかった。
やっぱりココロのどこかに
「負けてもええわ」ってのがあるから
勝たれへんのやと思う。

胸を借りる。
今日をもってこの言葉を
封印します!
壁はね、
破られへん壁でも、
やっぱり
破らなアカンのです




辰吉もね
チャンピオンを破って
チャンピオンになったんです。

チャンピオンになりたかったら
やっぱり
チャンピオンを破らなアカンのですよ。

破られへん壁でも
破らなアカンのです。

わかったか!
技術的なものはあとからついてくるから。
ハートがある選手が本当に強くなる資格があるわけですよ。
センスがいいとか、天性だけでは強くなれない。
本番で強いのが、ハートがあるということです。




「圧倒的に技術が勝っていれば
メンタルなんて関係なく勝てるから
とにかく練習して技術を習得しなさい」
なんて言ってたことがあります。
その時は「メンタル強化よりも技術強化が先だ」
って本気で考えてました。

でもそれは間違ってました。
ハートがある選手が本当に強くなる資格があるわけですよ。
そういう選手には技術があとからついてくるのです。

ハートのない選手がいくら練習しても
いつまでたっても技術はついてこないわけですよ。

なんでそんな当たり前のことを
忘れてたのかなぁ。

反省!



自分に勝たんことには
相手に勝つことは無理やからね。
自分に勝てん奴が相手に勝とうとする…
非常識な奴やね。
その相手に対して失礼や。


卓楽358の前田さんが
辰吉丈一郎さんの『魂の言葉』を
プレゼントしてくださいました。



しかもサイン入り!



ワシが一番好きなボクサーの
ココロに響く魂の叫び。
サイコーです。

ときどき紹介させていただきます。